東京都市大学が開発した「水素ハイブリッドトラック」が東京タワーのイベントに出展します（10/12）

　東京都市大学が開発した「水素ハイブリッドトラック」が、2015年10月12日（月・祝）に、東京タワーで開催される「東京タワー・キッズ環境科学博士2015」に出展します。

 

　東京都市大学では、前身の武蔵工業大学時代より30年以上にわたり水素燃料エンジンを搭載した自動車の研究を行ってきました。今回展示する車体は、2010年11月に完成披露された、工学部機械工学科の伊東明美准教授を中心に、日野自動車株式会社の協力のもと、既存のハイブリッドディーゼルトラックをベースに開発した水素燃料エンジンを搭載した水素ハイブリッドトラックです。

　水素燃料エンジンは、水以外の排出物を出さない環境に優しい技術として、化石燃料を使用するエンジンに代わり、トラックやバスなどの商用車での実用化が期待できる代替機関として注目されています。本学では2009年4月に、水素燃料エンジン搭載バスを開発し、国内初の公道走行を実現しています。このバスによる実証試験等により明らかになった分析結果や課題を活かし、新たに水素エンジンとモーターを動力源とするハイブリッドトラックの開発に取り組みました。

　

　「東京タワー・キッズ環境科学博士2015」は、子供たちに未来エネルギーの発見と環境リサイクルの大切さを啓発する社会貢献型イベントです。21世紀を担う子供たちが自然と共生できる真新の環境科学を探求し、将来、世界をリードできる循環型社会を構築するとともに、素晴らしい環境調和型文明を築いて欲しいとの願いから誕生した企画の一つとして出展いたします。

 

 

 

【東京タワー・キッズ環境科学博士2015　開催概要】

 

■開催期間：2015年10月10日（土）～12日（祝・月）　

　※水素ハイブリッドトラックは12日のみ東京タワー正面玄関前会場にて展示。雨天中止

■開催時間：10時00分～17時30分

■会場アクセス：http://www.tokyotower.co.jp/access/index.htmlをクリックしてご覧ください

■参加費無料／但し、東京タワー展望料金は別途必要

■主催：東京タワー・キッズ環境科学博士2015実行委員会

■開催内容はイベント特設ホームページhttp://smartene.org/towerkids/をご覧ください