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東京都市大学工学部建築学科の小林茂雄研究室らが取り組んだ「ひさのはま夢あかり2015」が第9回キッズデザイン賞「奨励賞 キッズデザイン協議会会長賞」を受賞
東京都市大学工学部建築学科の小林茂雄研究室らが手掛けた「ひさのはま夢あかり2015」が、第9回キッズデザイン賞「奨励賞 キッズデザイン協議会会長賞」（主催：NPOキッズデザイン協議会）を受賞しました。なお、東京都市大学では、2011年に、「大学で楽しもう!!小学生・中学生のための科学体験教室」が、第5回キッズデザイン賞「フューチャーアクション部門」を受賞しています。
「ひさのはま夢あかり2015」は、福島県いわき市の久之浜駅周辺や大聖寺・津守神社周辺にある高台（立地区）に街灯を設置することで、温かな人の気配をつくり、安心感と防犯性を高めるとともに、夜間に津波が発生した際の避難経路を照射することによる安全性の向上を検証した取り組みです。
今回の受賞は、住民参加によるまちづくりプロジェクトで、地域全体のグランドデザインへの参加性が高く、参加した子供たちを中心としたワークショップが高台避難誘導や防犯に対する実用性や住民の防災意識向上に貢献している点が評価されたものです。
キッズデザイン賞は、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」、そして「子どもたちを産み育てやすいデザイン」の理念を実現し、普及するための顕彰制度です。乳幼児用品や玩具などの子ども向けの商品・サービスに限らず、大人向けのものでありながら子ども目線を持った、良質な商品や施設、プログラム、調査研究活動などを対象としています。
■受賞作品名：ひさのはま夢あかり2015
■企業・団体名：ぼんぼり光環境計画／東京都市大学工学部建築学科小林茂雄研究室／久之浜・大久地区復興対策協議会／久之浜商工会青年部／福島県／株式会社エイト日本技術開発
【関連するリンク先】
■福島県いわき市久之浜地区で照明社会実験を実施、灯りから地域の活性化を図る／東京都市大学工学部建築学科 小林茂雄研究室～安心感や防犯性を高め、津波発生時の避難路を照射～（プレスリリース）
