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都市生活学部に新たな研究拠点「プロジェクト スタジオ」が開設
高性能な設備環境とグループワーキングスペースを完備
東京都市大学(旧:武蔵工業大学 東京都世田谷区、学長:中村 英夫)では、等々力キャンパス3号館内(東京都世田谷区)に、都市生活学部(2009年度開設)の新たな研究拠点となる「プロジェクト スタジオ」を2011年4月度に完成し、同学部の3年生が、4年次の卒業研究に向けた準備学習として卒業研究プレゼミナール等で活用、本格的な運用を開始いたしました。
都市生活学部は、「都市」をキーワードに、ビジネス感覚のあるデザイナーやプランナー、デザイン感覚や発想力のあるビジネスマンとなりうる人材育成に取り組んでいます。この「プロジェクト スタジオ」は、都市生活学部で4年間学んだ学問や研究の総仕上げともいえる卒業研究に従事する際に、教養・知識・スキルの総括化を図り、専門家に鍛える為OJT(On the Job Training:実地研修)の場所として、専門的なソフト ウェア活用やグループワークも含めた研究活動を集約出来る拠点として開設したものです。これらの研究環境を利用することにより、BIM(Building Information Model:作業工程システム)による建築の3Dモデル化に加えて、高度なソフトを使用するマーケ ティングデータ分析、都市やまちづくりのための映像作成や模型制作も研究など、結果を得るまでに長い時間を要する作業なども可能になります。
また、この「プロジェクト スタジオ」は、合同研究室の役割も兼ねることで、学生同士が専門的な知識を横断させ、スキルと知識を統合する能力を鍛えることを目指しています。研究内容によっては諸外国の大学研究室とネットワークを通じて、プランニングやデザインの協働作業も予定しています。
都市生活学部では、<1>商学・経営学に軸足を置き、<2>マーケティング・リサーチなど社会科学系の方法論と、<3>デザインなど工学・芸術系の方法論を融合させた研究により、総合的な企画・実行力を伴った成果へ反映させることを要諦としており、学部としての特徴的な強みと考えています。その研究の拠点として、学生達がこの「プロジェクト スタジオ」を活用し、互いに専門的な知識を横断させ、それぞれの研究成果に反映させていくことが今後期待されます。
東京都市大学「プロジェクト スタジオ」の施設概要は下記の通りです。
東京都市大学 都市生活学部「プロジェクト スタジオ」 施設概要
■名 称:プロジェクト スタジオ
■開 設 日:2011年4月1日(金)
■設備概要:座席数/114席(グループワーキングスペースを含む)固定PC/58台、固定プロジェクター/5台 など
■面 積:347.49平方メートル(倉庫含む)
■所 在 地:東京都市大学 等々力キャンパス 3号館 311教室
■主な設備内容:広さ(バックヤードを含めて)367.54平方メートル
■PC台数およびスペック:
機種はすべて富士通 CELSIUS W380、OSは Win 7 Pro. 64bit
(1)映像編集特別仕様機×3 (用途:映像)
(2)ハイスペック機×7
(用途:GIS (Geographic Information System:地理情報システム)×3
BIM (Building Information Modeling:作業工程システム)×4 )
(3)スタンダード機×48
(用途:Web ×12、CAD ×12、映像×6、リサーチ×18)
■その他:
モノクロレーザー、カラーレーザー、ネットワークA3スキャナ 各1、
無線LANアクセスポイント×2、有線情報コンセント多数、
ICカードによる入退室管理システムなど(情報基盤センター管理)
■本件に関するお問い合わせ先:
東京都市大学 都市生活学部 准教授 河村 または、情報基盤センター 筑山 TEL:03-03-5760-0104(代表)
<参考リンク>
・東京都市大学ホームページ