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東京都市大学　新１号館新築工事起工式を挙行しました

【世田谷キャンパス再整備　環境配慮型複合施設を建設】

東京都市大学（東京都世田谷区：学長：中村英夫　旧：武蔵工業大学）では、2010年11月16日(火) 11時より、新１号館新築工事の起工式を行いました。

この新1号館は、東京都市大学世田谷キャンパスの再整備事業の一環として新築されるもので、延床面積約15,000平方メートル、地下1階、地上4階建てとなります。設計コンセプトを「環境配慮型　総合教室・学生支援センター複合施設」とし、学生支援エリア、教室エリア、研究室エリア、事務室エリアにゾーニングすることで効率的な施設利用を図ります。また、自然換気窓を取り入れた通風システムや外部ブラインド設置により空調エネルギー負荷を軽減するとともに、氷蓄熱利用の空調施設に加え、屋上・壁面緑化などを採用し環境配慮型建築設計としました。建物の構成内容は、地下1階に教室・機械室、地上1階に学生支援センター・メインエントランス・教室、2階と3階に教室・ラウンジ・研究室を設け、4階に大学の事務室を配置いたします。

本学は、教育研究環境の向上のため、今後も施設の充実に取り組むとともに、社会と時代のニーズに対応した人材を育成してまいります。

◆東京都市大学新１号館新築工事起工式開催概要
　日　時：2010年11月16日（火）11：00〜12：40
　　　　　※雨天決行
場　所：東京都市大学
（東京都世田谷区玉堤1-28-1）
　スケジュール：
神事/11:00〜11:30
直会/11:40〜12:40
　　　　（直会会場：3号館4階メモリアルホール）
　
参列者：【建築主】
学校法人五島育英会　理事長　山口裕啓　
東京都市大学　学長　中村英夫　他　
　　　　【設計】
株式会社東急設計コンサルタント　
取締役社長　藤島　茂　他
　　　　【施工】
東急・大成建設工事共同企業体
東急建設株式会社　代表取締役社長　飯塚　恒生　他
大成建設株式会社　常務建築営業本部長　山田　文啓　他
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　
◆東京都市大学新１号館新築工事について
建築主：学校法人五島育英会(東京都渋谷区　理事長:山口裕啓)
設計監理：株式会社東急設計コンサルタント
施　　工：東急・大成建設工事共同企業体
工　　期：2010年11月16日〜竣工予定2013年12月26日
建物構造：ＲＣ造・一部Ｓ造　地上4階・地下1階
敷地面積：23,971.57平方メートル
建築面積：3,500平方メートル
延床面積：15,000平方メートル

東京都市大学　新1号館　設計コンセプト“環境配慮型　総合教室・学生支援センター複合施設

(1)学生の満足度向上のため、安全で快適な学習環境や生活環境と、充実したサポートサービスをもった複合施設とする。
・教育や学生生活、就職などを支援する学生支援センター、各種の検索が誰でも容易にで
きる検索コーナー、その他全ての窓口業務を施設の中心に配置する。
・明確にゾーニングされた4種類の教室群と、IT環境・視聴覚設備の充実した優れた学習
環境の整備。
・光が降り注ぐ2つの吹抜けを中心として、エレベーターや階段を配し、快適でわかりや
すく避難時にも安心な全天候型の内部空間「コリドール（回廊）」を創出。

(2)学生サービスセンター向上のため、効率的な運営が可能な施設とする。
・学生支援エリア、教室エリア、研究室エリア、事務室エリアの明確なゾーニングが
なされ、独立性を維持しながらコンパクトに集約された複合施設とする。

(3)自然エネルギーを積極的に活用し省エネルギー化をはかり、長寿命でサスティナブルな環境配慮型建築とする。
・自然換気窓による自動制御された通風システム、陽射し制御のための外部用ブラインド
　設置による空調エネルギー負荷の低減。
・トップライトからの昼光利用、ライトシェルフ（屋内に自然光を導入する庇）の採用、太陽光発電設備の設置、LED照明の設置による電気エネルギーの削減。
・ヒートアイランド防止のための敷地内、屋上、壁面緑化などの推進。
・外壁・ガラス清掃などメンテナンスしやすい開口部や外壁の形状。
・設備配管・配線などの更新が容易なインフラのレイアウト。
・氷蓄熱利用の空調設備、紫外線ランプによる空気浄化装置の検討。

当日の起工式の模様が新聞各紙に掲載されました。その一部をご紹介いたします。

〜本件に関するお問合せ先〜
学校法人五島育英会　広報調査課
電話：(03) 3464‐6916

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