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東京都市大学 中村学長がアジア土木工学功績賞を受賞
〜国際的な土木工学の進歩とアジアの社会資本の発展に貢献〜
東京都市大学（東京都世田谷区）の中村英夫学長がアジア土木学協会連合協議会（Asian Civil Engineering Coordinating Council ; ACECC）より、アジア土木工学功績賞（ACECC Civil Engineering Achievement Award）を受賞しました。
アジア土木学協会連合協議会は、アジア地域の抱える社会資本整備や土木技術に関する課題に多国間連携により対処することを目的として設立された国際会議で、日本などアジア9カ国とアメリカ、オーストラリアの土木学協会が加盟しており、本賞は、国際的な土木工学の進歩とアジアの社会資本の発展に顕著な貢献のあった個人に与えられるものです。
今回の受賞理由として、空中写真測量や計算処理技術を用いて現在のCADやGISの原形に当たるといえるコンセプトの先駆的開発を行ったことや、土地利用−交通モデルの作成など地域計画や交通計画立案のための有益な手法を構築したことなどの研究業績が評価されました。更に、東アジア交通学会（EASTS）および世界交通学会（WCTRS）の会長などとしての国際的な学術交流での中心的な役割や、アジア各国からの多数の留学生の教育と彼らのその後の母国での大活躍なども高く評価されました。また、国際協力事業団（JICA）の作業管理委員長としてシンガポール、インドネシア、タイ、ヴェトナム等での交通計画の作成への寄与もこの賞に値するとされました。
なお、本賞は3年に1回授与されるもので、今回は2010年8月10日豪州シドニーにて開催された第5回アジア土木技術国際会議（CECAR）において、授賞式が行われました。
本学学長 中村英夫の略歴は下記の通りです。
<本学学長 中村英夫の略歴>
氏名 中村 英夫 （なかむら ひでお）
学歴 昭和33年3月 東京大学工学部卒業
学位 昭和41年10月 工学博士（東京大学）
職歴 昭和33年4月 帝都高速度交通営団入社
昭和52年10月 東京大学工学部教授
平成4年7月 リュミエール大学（フランス）名誉博士（Dr.h.c）
平成8年4月 東京大学名誉教授(現)、運輸政策研究所長
平成9年4月 武蔵工業大学(現東京都市大学)環境情報学部教授
平成9年10月 シュツットガルト大学（ドイツ）名誉博士（Ehren Dr.-Ing.）
平成16年9月 武蔵工業大学(現 東京都市大学)学長（現）
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（学）五島育英会 法人事務局 広報調査課
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