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東京都市大学 水素エンジンバスが東京駅周辺を運行~大丸有地区・周辺地区環境交通社会実験に協力~

〜運行期間:2009年9月29日〜10月12日〜(当日の様子を動画でご覧頂けます)

東京都市大学(東京都世田谷区 学長:中村 英夫、旧:武蔵工業大学、2009年4月校名変更)では、来る2009年9月29日(火)から10月12日(月)までの期間、低炭素地域づくりを目指す「大丸有地区・周辺地区環境交通社会実験」の一環として協力を図り、本学の水素燃料エンジンバスが東京駅周辺を運行いたします。     
          
               都市大グループCHANNEL(YouTube)にて当日の様子(動画)をご覧頂けます。

「大丸有地区・周辺地区環境交通社会実験」とは、大丸有地区・周辺地区環境交通推進協議会が、環境省総合環境政策局の「平成21年度低炭素地域づくり面的対策推進事業」に提案し、採択されたものです。『我が国の経済活動の中心である大丸有地区を中心に「低炭素地域づくり」を目指すため、電気自動車を活用したカーシェアリングやエコバスによる域内循環運行、レンタサイクルシステムの導入について調査及び実証実験を行い、計画を策定する』ことを趣旨としています。今回、本学の水素燃料エンジンバスが低公害車両であることから、同実験に際して協力する運びとなりました。

東京駅周辺では、現在、丸の内シャトル(大丸有地区)と、メトロリンク日本橋(日本橋地区)の循環バスが運行されています。今回の実証実験では、同二地区のシャトルバスの結節を図り、かつ大丸有地区から、銀座方面へのアクセス向上を図り、丸の内−数寄屋橋(銀座)−日本橋地区を循環ルートとして、本学の水素燃料エンジンバスを運行し、乗降場の拡充及び利用者への周知等を講じたシステムの構築、事業化の検証を行う為の協力を行います。なお、運行期間中は、東京駅周辺地区の丸の内、数寄屋橋(銀座)、八重洲、常盤橋等の観光拠点を回遊する「循環バス」として、ビジネスや観光、買い物の移動手段として乗車利用できます。

水素燃料エンジンバスは、2009年4月に本学が開発に成功し、国内で初めて水素燃料エンジンバスとしてナンバープレートを取得したもので、既にスクールバスとして運行しています。ベース車両には、日野自動車�鰍フ日野リエッセ(排気量:4,728cc)を使用し、ディーゼルエンジンを改造した予混合火花点火水素エンジンを搭載しています。また、同エンジン構造の最大の短所であるバックファイアーの発生や出力低下については、研究室独自に開発した点火ケーブルと過給を組合せることにより抑制させ、ディーゼルエンジンのポスト新長期排ガス規制については、後処理装置を使わずにクリアしています。
※大丸有:大手町、丸の内、有楽町

今回の運行実施に関する概要は以下のとおりです。


平成21年度対炭素地域づくり面的対策推進事業『大丸有地区・周辺地区環境交通社会実験』
東京都市大学 水素燃料エンジンバスの運行 実施概要

■実施期間  平成21年9月29日(火)〜10月12日(月・祝)※10月3日を除く
■運行時間  11:00〜15:00の間
■運行ルート 東京駅八重洲口−常盤橋(日本橋)−大手町−丸の内−数寄屋橋(銀座) −東京駅八重洲口<循環運行> 
■乗降場所(予定) 東京駅八重洲口第二鉄鋼ビル前、日本ビル常盤橋西詰、丸の内センタービルセブンイレブン前、東京国際フォーラムホールC入口付近、銀座西二丁目交差点プランタン銀座向かい

■大丸有地区・周辺地区環境交通推進協議会
  会  長:日本大学総合科学研究所教授 高橋洋二
  構成団体:大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会、
        国土交通省関東地方整備局、首都高速道路株式会社、
        東京都、千代田区、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会、
        株式会社日の丸リムジン、三菱商事株式会社、
        株式会社グランドパーキングセンター

■社会実証実験バス運行ルート(予定)

東京都市大学が開発した国内初の水素エンジバスが東京駅周辺を運行


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【本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします】
東京都市大学世田谷キャンパス 
国際産官学連携室
(電話) 03-5707-0104

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