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東京都市大学 水素燃料エンジン搭載バスのプレス発表と試乗会が実施されました
日本初！ 公道を走る水素燃料エンジンバスの開発に成功
学校法人五島育英会 東京都市大学（旧：武蔵工業大学 東京都世田谷区、学長：中村英夫、2009年4月より改称）は、2009年4月3日、水素燃料エンジンバスの開発に成功したと発表しました。長年にわたり水素燃料エンジンを搭載した自動車の開発を行ってきた本学では、今回、新たに本学総合研究所所属瀧口准教授を中心に日野自動車（株）や岩谷産業（株）の協力のもとに、水素エンジンバスの開発を行ってまいりました。この度、その開発に成功し（財）日本自動車研究所の技術審査をパスして、国土交通省からナンバープレートを取得した水素燃料エンジンバスとして、日本で初めて公道を走行できるようになりました。
水素燃料エンジンは、水以外の排出物を出さない環境に優しい技術であり、今後想定される石油系エネルギーの枯渇に対しても有効な代替方式と考えられます。今回開発されたマイクロバスは、将来的には大学キャンパス間のシャトルバスとして走行するものと想定し、また各地で地域内の福祉用バスなどとしても使用されると期待しています。なお、今回発表する水素燃料エンジンバスは本学と連携関係にある多摩美術大学の学生によりデザインされました。
当日、水素燃料搭載バスの完成を報道関係の皆様に披露し、試乗して頂きました。当日の概要及びバスの性能、技術等は以下のとおりです。
〜水素燃料エンジンバスの仕様概要〜
■ベース車両：
日野リエッセ（排気量：4,728cc）
■エンジン型式：
直列4気筒予混合火花点火式水素エンジン
最大出力：105kW（145PS）/3000rpm
最大トルク：350Nm/2000rpm
■外装（ラッピング）デザイン：
多摩美術大学
東京都市大学
【水素燃料エンジンバス プレス発表会 実施概要】
■日 時：2009年4月3日（金）14：30〜15：30
■出席者：
本学 学長 中村英夫
本学 総合研究所長 永井正幸
本学 工学部 エネルギー化学科 教授 高木靖雄
本学 総合研究所 准教授 瀧口雅章
本学 総合研究所 准教授 山根公高
本学 国際産官学連携室 室長 渡辺健 他
■進行内容：
(1)水素燃料エンジンバスの性能や構造などの概要、完成までの経緯説明
(2)水素燃料エンジンバスの試乗
■タイムスケジュール：
14：00 「水素燃料エンジンバス プレス発表会」報道受付開始
14：30 水素燃料エンジンバスの概要説明
15：00 水素燃料エンジンバス試乗
15：30 世田谷キャンパスにて解散
※当日のプレス発表及び試乗会の動画は、YOU TUBEの東京都市大学グループチャンネルでもご覧いただくことができます。
コチラをクリック→ http://www.youtube.com/watch?v=96UPUk-HHVU
〜本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします〜
東京都市大学 世田谷キャンパス
国際産官学連携室
TEL:03-5707-0104（内線2240〜2245）
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