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小学校から大学院までの「金融危機に対する在学生への緊急支援」並びに「急激な円高に伴う私費外国人留学生への緊急支援」について
武蔵工業大学(東京都世田谷区:学長 中村英夫 2009年4月より東京都市大学へ名称変更)をはじめ、大学から幼稚園までを運営する学校法人五島育英会(東京都渋谷区:理事長 山口裕啓)では、このたびの世界的金融危機に伴う国内外の経済悪化に起因する失職等の家計の急変により、学費納入が困難になった学生・生徒・児童に対し授業料を免除する緊急支援を行なうことを決定致しました。
併せて、急激な円高の影響で学業の継続に困っている私費外国人留学生に対しても、一時的な修学補助と授業料減免の経済的支援を行うことを決定致しました。
支援対象は、設置する学校のうち大学院・大学・高校・中学・小学校に在籍する学生・生徒・児童及び私費外国人留学生とします。
「金融危機に対する緊急支援」
は、最長一年間の授業料を全額免除とするものです。(武蔵工業大学工学部の場合、総額1,340,000円の免除となります。)
「私費外国人留学生への緊急支援」
は、一時的な修学補助(2万〜7万円を2月中に支給)及び授業料減免(平成21年度前期授業料納入額の5%から最大30%)を行います。(この対象になるのは武蔵工業大学及び同大学院の私費外国人留学生126名の予定:国別は、カナダ、ブラジル、中国、韓国、台湾、インドネシア、マレーシア、ベトナム、ネパール、イラン、ミャンマーの11カ国)
なお、緊急支援措置には人数の制限はなく、規程が適用される平成20年10月1日から2ヵ年のうち、一人1回限りの適用としますが、大学院、大学、高校においては、その後も状況が改善されず、学費等の納付が困難な状況が続き、支援を希望する者には、学費納入額の範囲内で、毎年上限100万円(総額300万円まで)の無利子による奨学貸付を行う予定です。また、併せて私費外国人留学生への無利子による奨学貸付も予定しています。
東京都市大学グループは、現在のような経済状況が低迷する中にあっても、学生・生徒たちが学修の機会を失わず、希望を持って未来に挑戦できるよう応援し続けます。
【報道機関からのお問い合わせ先】
武蔵工業大学 企画広報室 TEL:03-3703-3111(大学代表)
または、
五島育英会 法人事務局広報調査課 TEL:03-3464-6916(ダイヤルイン)
貸与を希望する在籍生及び保護者等関係者の皆様へ
本件の詳細等不明な点などがある場合には、在籍している各学校宛でお問い合わせください。