東京都市大学工学部建築学科 小林茂雄研究室が山形県最上郡金山町で美しさと懐かしさが佇む夜間景観を目指したライトアップ実験を実施中

  東京都市大学　工学部建築学科の小林茂雄研究室では、2014年4月25日（金）～10月31日（金）の期間、山形県最上郡金山町にある大堰公園及びきごころ橋において、金山らしい美しさと懐かしさが佇む夜間景観を目指したライトアップ（照明実験）を行っています。

　この照明実験は2013年度より取り組んでおり、好評だったことから2014年度も半年間にわたり実施しています。大堰公園の桜や松などの樹木と、漆喰の蔵や杉板塀などに光（灯り）をあたえ、金山の特徴である水路に美しく映り込むように設計され、きごころ橋では屋根裏を照らすことで金山杉の温かさが感じられるよう計画されています。また、手づくりの籠型の傘から漏れる光（灯り）は、金山の文化と歴史と人を象徴するイメージのライトアップとなっています。皆さんも夜の金山を散策して、新しい魅力を探してみませんか。

　小林茂雄研究室では、これまでも「東急プラザ表参道原宿との産学連携イベント」や「富山県五箇山相倉の合掌造り集落（世界遺産）ライトアップ」をはじめ、「築地本願寺キャンドルナイト」や、東京都市大学に隣接する商店街（ハッピーロード尾山台）の活性化を図るライトアップ企画「温個灯新2012」などの取り組みを通じて、照明・色彩を中心とした環境心理学研究と都市・建物の視環境計画の研究を行っています。

開催期間：2014年4月25日（金）～10月31日（金）

会場：山形県金山町 大堰公園 きごころ橋（山形県最上郡金山町）