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東京都市大学グループ学園歌

 夢に翼を

2009年4月からの東京都市大学グループの誕生に伴い、グループ全体を象徴する楽曲として、「夢に翼を」と題した学園歌が誕生しました。


東京都市大学グループ学園歌

夢に翼を

 作詞・作曲 岩代浩一 
 編曲    岩代太郎

1.
学園(まなびや)の道の 陽を浴びて 精気さやかな 都市に起つ 未来を目ざす 心意気
不滅の精神(こころ)を学ぶなり 香る個性の煌き(きらめき)に 明日(あす)の英知を磨き合う 
双手(もろて)に燃える青春の 夢に翼を 夢に翼を

2.
学園(まなびや)の大地に 風わたり 天空(てんくう)蒼々(そうそう)と 冴(さ)えるとき 阿吽(あうん)の息吹(いぶき) 朋友(とも)の声 
讃歌たからかに ひびくなり 若き生命(いのち)の羽ばたきに 明日(あす)の希望を語り合う 
力あふれる青春の 夢に翼を 夢に翼を

3.
学園(まなびや)の森に 集(つど)い来て 梢(こずえ)するどく 指(さ)す木立(こだち) 遥かに仰ぐ 大宙(おおぞら)の 
北斗に真理の光あり 古き伝統(つたえ)の温(ぬく)もりを 明日(あす)に生かして励み合う
血潮みなぎる青春の 夢に翼を 夢に翼を



作詞・作曲 岩代浩一先生からのメッセージ
(東京都市大学グループ誕生記念コンサートパンフレットより)

たとえ老人になっても、夢に生きている人は新鮮に輝いています。本当の「老(おい)」は夢が失くなってしまった時と言えましょう。
憶えば子供の頃は、些細なことでも新鮮な出来事に出会うと、ドキッと反応して感動したものでした。だから、「子供ごころ」は何時も夢でイッパイでした。少年期から青春時代にかけての夢になると、将来への希望が多くなってきます。「夢多き時代」には若い命が逞しく息吹き、夢を見るほどに血潮が滾ってきます。しかし夢は必ずしも実現するとは限りません。いや、むしろ叶わぬ夢の方がずっと多いでしょう。夢を実現する為には、ただ憧れているだけでなく、強い翼を育てることが肝要です。夢の翼は、個性であり、創造への英知であり、ロマンへの情熱であり、未来へ飛翔する不滅の力(真の勇気)です。本当の夢は目を覚ましてみるもの。夢に翼を!


<作詞・作曲者、編曲者のプロフィール>

岩代浩一 Kouichi IWASHIRO

1930年、熊本に生まれる。熊本大学(国文)卒業、東京芸術大学教授の松本民之助、
島岡譲に作曲理論を師事。1958年よりNHKを中心に民放、レコード会社、大劇場(帝劇など)の劇音楽で活動。文化庁主催の国民文化祭音楽監督なども歴任。管弦楽曲、合唱曲、歌曲や各種レコードアルバムを多数発表。熊本県歌や中国桂林市歌など市町村歌や校歌などの委嘱曲は100曲を超える。主な番組及び舞台音楽は、ビッグショー、若い民謡、
NHKスペシャル、宮本武蔵、赤ひげ、勝海舟など。受賞は、中山晋平賞(1960)、国際音楽賞(1963)、日本作曲家協会賞(1989)。著書「ドンカッチョのうた」など数冊。作曲家として活躍中の岩代太郎は長男。


岩代太郎 Taro IWASHIRO

1965年、東京都出身。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。修了作品「世界のいちばん遠い土地へ」がシルクロード管弦楽国際作曲コンクールにて最優秀賞を受賞。以降、テレビ、映画、舞台等幅広いジャンルで活躍。代表作に「大河ドラマ 義経」(2005)、映画「血と骨」(2004)、「蝉しぐれ」(2005)、「春の雪」(2005)、「闇の子供たち」(2008)など。近作に「レッドクリフPart1&2」、「真夏のオリオン」(2009年6月公開)がある。

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