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平成30年度予算について
平成30年度予算は、平成30年3月16日の理事会において別表のとおり決定いたしましたので、その概要を平成29年度予算と対比して説明いたします。
1.事業活動収支予算書
法人全体の学生生徒総数は11,715名と55名増加を見込んでおります。学生生徒等納付金は29年度予算比3億2800万円増の134億6300万円を見込んでおります。手数料は各学校の入学検定料等で5億3100万円、寄付金は1億7800万円を計上しております。補助金は24億3800万円としており、1億6600万円増加の見込みです。付随事業収入は7億7600万円と、都市大の受託事業収入増加等により2800万円増加しております。
人件費は、専任教職員数847名としており90億3700万円を計上しております。教育研究経費は減価償却額19億5100万円を含め73億2900万円となり、9億700万円増加しております。30年度には都市大世田谷キャンパス6号館等の解体費用、解体校舎からの機器、設備等の移設、廃棄費用等の特別な支出等により増加しております。管理経費は減価償却額1億6500万円を含め13億6500万円となります。以上により教育活動収支差額は6200万円の支出超過となります。
教育活動外収入は受取利息・配当金の2億5100万円の他、収益部門であるビル賃貸業および東急自動車学校の収入等により22億6200万円となります。教育活動外支出は借入金等利息が3200万円の他、収益部門の支出等により20億500万円となり、教育活動外収支差額は4億7600万円の収入超過となります。
教育活動収支と教育活動外収支を合計した経常収支差額は4億1300万円の収入超過となり、29年度予算比4億6000万円減少となります。
特別収支は、前述しました都市大世田谷キャンパス6号館等の除却に伴う資産処分差額等を見込み1億8900万円を計上しております。
基本金組入前当年度収支差額は1億1100万円の収入超過となります。基本金組入額は、都市大校地、国際学生寮建設等により22億9200万円となります。基本金組入前収支差額から基本金組入額を差し引いた当年度収支差額は21億8000万円の支出超過となります。
2.資金収支予算書
資金収支予算書は、当該年度の資金の動き全てを表しているものです。
収入の部では、資産売却収入は主に有価証券償還収入で52億3900万円となります。付随事業・収益事業収入は収益部門の収入、および都市大の受託事業等で29億6300万円となります。雑収入は退職団体交付金収入等で2億9100万円となります。前受金収入は31年度入学生の授業料、入学金等で29億1600万円、その他の収入は施設拡充引当特定資産等の取崩、耐震補強補助金の未収収入等を見込み21億1500万円となります。資金収入調整勘定は前期末前受金収入の調整等、31億5800万円を計上しております。当年度収入合計は272億4200万円となります。
支出の部では、借入金等返済支出は3億8800万円を計上しており、30年度末借入金残高は37億2700万円となる予定です。施設関係支出は都市大世田谷キャンパス校地13億5000万円、都市大国際学生寮等建物12億400万円等により31億6600万円、設備関係支出はICT関係設備の整備等5億3200万円を計上しております。資産運用支出は、償還された有価証券の買い替えを見込み53億2600万円、その他の支出は一般未払支出等で5億1300万円を計上しております。資金支出調整勘定は未払金の調整等で1億8000万円を計上しております。当年度支出合計は272億3800万円となります。