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平成27年度予算について
平成27年度予算は、平成27年3月20日の理事会において別表のとおり決定いたしました。
平成27年度より学校会計基準が改正となり、従来の「消費収支予算書」は「事業活動収支予算書」に様式が変更となりました。
内容についても変更があり、「事業活動収支予算書」「資金収支予算書」では前年度予算との比較ができませんので、「消費収支予算書(P/L)」「キャッシュフロー予算書」を使用し、平成27年度予算を平成26年度予算と対比して説明いたします。
1.消費収支予算書(P/L)
【経常収入の部】
法人全体の学生生徒総数は11,877名と48名減少しておりますが、都市大において東京都市大学オーストラリアプログラム(以下TAP)参加費として1億8000万円を計上したため、学生生徒等納付金は1億700万円増の134億600万円を見込んでおります。
補助金は20億700万円となり、1900万円減少の見込みです。
施設設備利用料は、学校会計基準の改正に伴い五島育英会ビルの賃料収入等5億3600万円が事業収入へ移行したことなどにより、5億1000万円減の7800万円となります。
事業収入は、上記により移行された五島育英会ビル賃料収入、東急自動車学校の教習料、大学の受託事業等、8億1700万円増の26億7800万円を見込んでおります。
【経常支出の部】
退職給与引当額を除く人件費は、専任教職員数808名、兼務教員数426名により89億9000万円を計上しております。
教育研究経費は65億400万円と、前年度予算より8億8100万円増加しております。
管理経費は25億7400万円となり、1億1000万円増加しております。
教育研究経費、管理経費の増加は、TAPにかかわるエディスコーワン大学委託費用・奨学費、二子玉川ライズキャンパスの賃借費等、都市大アクションプラン2030にかかる費用の増加が要因となります。
以上により消費収支予算書(P/L)の経常収支差額は4億7300万円の収入超過となります。
特別収支の部では、資産運用収入の2億9400万円等を計上し、特別収支差額は2億6500万円の収入超過となります。
経常収支と特別収支を合計した帰属収支差額は7億3900万円の収入超過となります。
基本金組入額は、都市大世田谷キャンパス、等々力中高の校地買収、戦略的イノベーション創造プログラム関係建物設備整備等により16億7500万円となります。
帰属収支差額から基本金組入額を差し引いた消費収支差額は9億3600万円の支出超過となります。
2.キャッシュフロー予算書
消費収支予算書(P/L)と同内容の科目は説明を省略いたします。
【教育研究活動によるキャッシュフロー】
事業収入は、学校会計基準の改正により、五島育英会ビルの賃料収入5億3600万円がその他の収入より移行されたことなどにより、8億1700万円増の26億7800万円となります。
退職金団体交付金収入は2億8900万円減の9200万円となります。
その他の収入は、五島育英会ビル賃料収入等5億3600万円が事業収入へ移行したことなどにより4億2000万円減の2億5100万円となります。
退職金支出は3億3600万円となります。
教育研究経費支出は45億4900万円、管理経費支出は22億2400万円となっております。
以上により教育研究活動によるキャッシュフローは28億200万円のキャッシュインとなります。
【施設等整備活動によるキャッシュフロー】
施設関係支出は10億3200万円を計上しております。
主な施設計画は、都市大世田谷キャンパスおよび等々力中高の校地買収、戦略的イノベーション創造プログラム関係建物設備整備等を計上しております。
設備関係支出は、都市大教学システム改修による機器導入をはじめとして4億2700万円を計上しております。
以上により施設等整備活動によるキャッシュフローは14億5800万円のキャッシュアウトとなります。
借入金等返済支出は、4億4300万円となり、平成27年度末の借入金残高は50億600万円となる予定です。
以上によりキャッシュフロー計は11億6300万円のキャッシュインとなります。