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平成２６年度決算について

平成２６年度決算は、平成２７年５月１９日の理事会において別表のとおり決定いたしましたので、その概要をお知らせいたします。

１．消費収支計算書

【消費収入の部】

学生生徒等納付金は、１３，１７３百万円となりました。
学生生徒数が１１，８７３人となり、納付金収入は対予算１２５百万円の減少となりました。

手数料は５６６百万円となりました。
志願者数は２１，７９２人となり、予算人員より２７９人増加したことにより１６百万円の増加となりました。

寄付金は１９０百万円となり、１１２百万円増加となりました。

補助金は２，０７５百万円となり４８百万円増加しました。

資産運用収入は８７２百万円となり、４百万円増加となりました。

資産売却差額は１６８百万円となりました。

事業収入は２，０４９百万円となり、１８８百万円増加となりました。
大学の受託事業の増加が主な要因となります。

雑収入６２２百万円の内、退職金団体からの交付金は４７８百万円、その他１４３百万円となり、１５３百万円の増加となりました。

以上によりまして、帰属収入合計は、１９，７１９百万円となり５６６百万円増加いたしました。

基本金組入額は３，４１１百万円となり、１１２百万円減少しました。

以上の結果、消費収入の部合計は１６，３０７百万円となり、予算を６７９百万円上回った決算となりました。

【消費支出の部】

人件費は、９，５７５百万円となり１７百万円増加いたしました。
平成２６年５月１日付の専任教職員数は７８４人となっております。

教育研究経費は５，６１８百万円となり５百万円減少しました。

管理経費は２，４３２百万円となり３１百万円減少しております。

資産処分差額１８９百万円は、主に塩尻高校旧校舎を除却したことによります。

以上によりまして消費支出の部合計は１７，８５５百万円となり、今年度の消費収支差額は１，５４７百万円の支出超過となりました。

２．資金収支計算書

【資金収入の部】

消費収支計算書科目と同額・同内容のものは省略いたします。

資産売却収入４，４３１百万円は、主なものは有価証券の償還収入になります。

借入金等収入は５００百万円となりました。
これは塩尻高校新校舎建設のため、私学事業団からの借入を行ったことによります。

その他の収入２，７９１百万円は、主なものとして前期末未収入金収入が５０２百万円、施設利用権償還収入が２６９百万円等となっております。

以上の収入から、資金収入調整勘定３，３０９百万円を控除した当年度収入合計は２６，５７２百万円になります。
これに前年度繰越支払資金６，１２１百万円を加えました収入の部合計は３２，６９４百万円となりました。

【資金支出の部】

人件費支出は、消費収支科目の人件費から退職給与引当金を除き、退職金支出を加えたもので、９，６４９百万円となり３０百万円減少しております。

教育研究経費及び管理経費については、消費収支科目から減価償却額と現物寄付金を除いたものと同内容となっております。

借入金等返済支出は、３７１百万円となりました。

施設関係支出３，４５９百万円の内容は、五島育英会ビル、大学、塩尻高校の土地購入、塩尻高校新校舎建設などを実施しました。

設備関係支出３８９百万円は、教育研究機器備品取得が３３３百万円、図書取得が２８百万円等となっております。

以上の支出から、資金支出調整勘定３３６百万円を控除いたしました。
今年度資金支出合計は２７，２９４百万円となり、収入との差額５，４００百万円が次年度繰越支払資金となります。

３．貸借対照表

【資産の部】

資産の部合計は１０７，９０７百万円となり、昨年度より１，１１４百万円増加しております。

固定資産は１０１，０９２百万円となり昨年度より２，８９９百万円増加しております。
土地は２，１５４百万円増加、建物は塩尻高校新校舎建設等により５７５百万円増加しております。

その他の固定資産は３４，１９１百万円となりました。
主に施設拡充引当特定資産などの増加により９９１百万円増加しております。

流動資産は６，８１４百万円となり、１，７８５百万円減少いたしました。

【負債、基本金及び消費収支差額の部】

負債計は１４，８２１百万円となり前年度より７４９百万円減少いたしました。
塩尻高校新校舎建設に伴い、新たに５００百万円の借入を行っております。

基本金は９７，４８９百万円となり３，２５５百万円増加いたしました。
これは主に校地、校舎、機器備品等の取得による1号基本金の組入れです。

消費収支差額は４，４０３百万円の累積支出超過となりました。

資産から負債を差し引いた純資産は２５年度末から１，８６４百万円増加した９３，０８６百万円となりました。

以上が、平成２６年度決算となります。

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