東京都市大学付属中学校・高等学校等々力中学校・高等学校塩尻高等学校付属小学校二子幼稚園 |五島育英会

HOME > 五島育英会概要 > 中期計画、事業計画・報告、財政公開など > 財政公開 > 2024年度予算について

2024年度予算について

2024年度予算は、2024年3月13日の理事会において決定いたしましたので、その概要を2023年度予算と対比して説明いたします。

事業活動収支予算書

教育活動収入計は、207億9400万円となり、対前年度予算比で10億4900万円の増加を見込んでおります。

学生生徒等納付金は、主に都市大における学生数増加、学費改定、留学プログラム参加者増などにより、7億4200万円増加の153億5400万円を見込んでおります。なお、東京都市大学グループ全体の学生生徒等総数は12,431名を見込んでおります。

そのほか、手数料は各学校の入学検定料等で6億4900万円、志願者数はほぼ前年度並みを見込んでおります。寄付金は1億2200万円を計上、経常費等補助金は32億600万円としており、1億5100万円増加の見込みです。付随事業収入は主に都市大の受託研究料等で10億1000万円としております。

教育活動支出計は、208億2100万円となり、対前年度予算比で3億2800万円の増加を見込んでおります。

人件費は、教育部門の専任教職員数を764名とし、98億6900万円を計上しております。

教育研究経費は、91億5700万円とし、都市大の留学プログラムの拡充や旧施設解体などキャンパス再整備関連の費用を計上しています。そのほか、管理経費は17億9500万円を見込んでおります。

以上により、教育活動の収支状況を表す教育活動収支差額は、対前年度予算比で7億2000万円増加を見込むものの、2600万円の支出超過となります。

経常的な収支のうち、財務活動による収支状況を表す教育活動外収支では、収入として受取利息・配当金2億4600万円のほか、収益部門からの繰入金2億1000万円を計上しています。支出では借入金等利息900万円を計上し、これにより教育活動外収支差額は4億4700万円の収入超過を見込んでおります。

教育活動収支と教育活動外収支を合計した、経常的な収支バランスを表す経常収支差額は4億2000万円の収入超過となり、対前年度予算比7億1700万円の増加となります。

臨時的な収支を表す特別収支は、資産処分差額等により2億6200万円の支出超過を計上しております。

これらに予備費を加えた基本金組入前当年度収支差額は、5800万円の収入超過となります。基本金組入額は、主に都市大キャンパス再整備計画等により、38億4900万円となります。基本金組入前当年度収支差額から基本金組入額を差し引いた当年度収支差額は37億9100万円の支出超過となります。

資金収支予算書

資金収支予算書は、当該年度の資金の動き全てを表しているものです。

事業活動収支と重複しない主な内容について説明します。収入の部では、資産売却収入に100億円を計上しておりますが、これは有価証券の償還収入であり、同額を買い替える予定です。

前受金収入は2025年度入学生の授業料、入学金等で31億2900万円、その他の収入は施設拡充引当特定資産取崩収入10億円を含め、15億8000万円となります。資金収入調整勘定は前期末前受金収入の調整等、△33億8800万円を計上しております。当年度収入合計は325億8800万円見込んでおります。

支出の部では、借入金等返済支出で2億500万円を計上しており、2024年度末借入金残高は17億6600万円となる予定です。施設設備関係支出は、都市大の世田谷キャンパス再整備13億2700万円、同横浜キャンパス新校舎建設2024年度分10億3900万円等により37億2600万円を計上しております。

資産運用支出100億円は、償還された有価証券の買い替えによるものです。資金支出調整勘定は未払金の調整等で△1億円を計上しております。当年度支出合計は325億6400万円となります。

損益予算書

五島育英会では、私立学校法第26条に基づき、教育活動に資するための収益事業として、東急自動車学校による自動車教習事業、および五島育英会ビル等の不動産賃貸業を運営しています。収益事業に関する会計は、学校の経営に関する会計から区分し、企業会計にあわせ、特別の会計として経理することとされています。

営業収益は22億6700万円、営業利益2億4100万円、営業外収支を含めた経常利益は2億4700万円を見込み、学校会計へ2億1000万円の繰入を行う予定です。

↑上へ戻る