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2023年度予算について
2023年度予算は、2023年3月23日の理事会において決定いたしましたので、その概要を2022年度予算と対比して説明いたします。
予算の概要
五島育英会全体の学生生徒等総数は12,298名を見込んでおります。学生生徒等納付金は2022年度予算比4200万円減の146億1100万円を見込んでおります。手数料は各学校の入学検定料等で6億200万円、寄付金は1億3200万円を計上しております。補助金は30億5500万円としており、9900万円増加の見込みです。付随事業収入は9億5900万円としております。
人件費は教育部門の専任教職員数753名としており95億1500万円を計上しております。
教育研究経費は減価償却額20億4200万円を含め91億9200万円となり、3億8000万円減少しております。都市大キャンパス再整備事業にかかる経費の減少等によります。
管理経費は減価償却額2億6700万円を含め17億8500万円となります。以上により教育活動収支差額は7億4700万円の支出超過となります。
教育活動外収入は受取利息・配当金の2億2200万円の他、収益部門からの繰入金2億4000万円により4億6200万円となります。教育活動外支出は借入金等利息が1100万円となり、教育活動外収支差額は4億5000万円の収入超過となります。
教育活動収支と教育活動外収支を合計した経常収支差額は2億9600万円の支出超過となり、2022度予算比1億8300万円の増加となります。
特別収支は資産処分差額等により2億8800万円の支出超過を計上しております。
基本金組入前当年度収支差額は6億8500万円の支出超過となります。基本金組入額は、土地購入、都市大キャンパス再整備、等々力中高施設整備計画等により、17億5900万円となります。基本金組入前当年度収支差額から基本金組入額を差し引いた当年度収支差額は24億4400万円の支出超過となります。
収益事業会計
五島育英会では、私立学校法第26条に基づき、教育活動に資するための収益事業として、東急自動車学校による自動車教習事業、および五島育英会ビル等の不動産賃貸業を運営しています。収益事業に関する会計は、学校の経営に関する会計から区分し、企業会計にあわせ、特別の会計として経理することとされています。
収益事業の収益の部合計は22億6100万円、費用の部合計は20億800万円としております。経常利益は2億5300万円としておりますが、学校会計繰入金を2億4000万円計上し、当期純利益は1300万円としております。