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2022年度予算について

2022年度予算は、2022年3月23日の理事会において決定いたしましたので、その概要を2021年度予算と対比して説明いたします。
なお2019年度予算より、学校会計と収益事業会計を分けて表示するよう変更しております。

予算の概要

五島育英会全体の学生生徒等総数は12,209名を見込んでおります。学生生徒等納付金は2021年度予算比6億1400万円増の146億5300万円を見込んでおります。手数料は各学校の入学検定料等で5億7700万円、寄付金は1億3500万円を計上しております。補助金は29億5500万円としており、6600万円増加の見込みです。付随事業収入は9億400万円としております。

人件費は、教育部門の専任教職員数743名としており92億4500万円を計上しております。教育研究経費は減価償却額18億6500万円を含め95億7200万円となり、16億8800万円増加しております。都市大キャンパス再整備事業にかかる経費、TAP・TUCPの延期による委託費の増加等によります。

管理経費は減価償却額2億2600万円を含め15億6100万円となります。以上により教育活動収支差額は8億3900万円の支出超過となります。

教育活動外収入は受取利息・配当金の2億2400万円の他、収益部門からの繰入金1億5000万円等により3億7400万円となります。教育活動外支出は借入金等利息が1400万円となり、教育活動外収支差額は3億5900万円の収入超過となります。

教育活動収支と教育活動外収支を合計した経常収支差額は4億8000万円の支出超過となり、2020年度予算比12億5800万円の減少となります。

特別収支は10億800万円の支出超過を計上しております。基本金組入前当年度収支差額は15億8900万円の支出超過となります。基本金組入額は、土地購入、都市大キャンパス再整備等により、30億2300万円となります。基本金組入前当年度収支差額から基本金組入額を差し引いた当年度収支差額は46億1200万円の支出超過となります。

収益事業会計

五島育英会では、私立学校法第26条に基づき、教育活動に資するための収益事業として、東急自動車学校による自動車教習事業、および五島育英会ビル等の不動産賃貸業を運営しています。収益事業に関する会計は、学校の経営に関する会計から区分し、企業会計にあわせ、特別の会計として経理することとされています。

収益事業の収益の部合計は22億1600万円、費用の部合計は19億4600万円としております。経常利益は2億7000万円としておりますが、学校会計繰入金を1億5000万円計上し、当期純利益は1億2000万円としております。

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