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2022年度決算について

2022年度決算は、2023年5月29日の理事会において決定いたしましたので、その概要をお知らせいたします。

決算の概要

事業活動収支計算書における教育活動収入は、195億6500万円で対予算2600万円増となりました。東京都市大学の受託研究が1億3600万円、東京都市大学オーストラリアプログラム(TAP)参加費が2億100万円予算を下回ったため減収となりましたが、学生生徒等数108人増等にともない授業料収入、入学金収入が1億3500万円増、入学検定料が9800万円増、授業料減免費交付金等の補助金が6300万円増となったこと等によります。

教育活動支出は195億5500万円となり、対予算9億2400万円減となりました。人件費は退職給与引当金繰入額が予算を8900万円上回りましたが、本務教職員人件費1億2900万円減、兼務教職員人件費4800万円減等により、9000万円減の91億5500万円となりました。教育研究経費は、キャンパス再整備にかかわる旧校舎解体費用が3億9200万円減となったこと、TAP参加者が予算を下回り、派遣先大学への教育委託費、寮費賃借費等が3億700万円減となったこと等により、8億6200万円減の88億1000万円となりました。

管理経費は2800万円増の15億8900万円となりました。教育活動収支差額は1000万円の収入超過となり、対予算9億5000万円増となりました。

また、教育活動外収支差額は4億9300万円の収入超過となり、対予算1億3400万円増となりました。収益事業からの繰入が1億3300万円予算を上回ったこと等によります。

教育活動収支と教育活動外収支を合算した経常収支差額は5億300万円の収入超過となり、対予算10億8400万円増となりました。

特別収入は機器備品の現物寄付等により9000万円となりました。

特別支出は旧校舎および八ヶ岳山荘の除却に伴う資産処分差額等により10億9200万円となり、特別収支差額は10億200万円の支出超過となりました。

経常収支差額に特別収支差額を加えた基本金組入前当年度収支差額は4億9800万円の支出超過となりました。基本金組入額は東京都市大学キャンパス再整備事業等により21億9000万円となり、当年度収支差額は26億8800万円の支出超過となりました。基本金取崩額は34億7400万円となりました。

収益事業会計

五島育英会では、私立学校法第26条に基づき、教育活動に資するための収益事業として、東急自動車学校による自動車教習事業、および五島育英会ビル等の不動産賃貸業を運営している。収益事業に関する会計は、学校の経営に関する会計から区分し、企業会計にあわせ、特別の会計として経理することとされています。

収益事業の営業収益は21億6500万円、営業費用は18億7600万円となり、営業利益は2億8800万円となりました。営業外収益・費用を加えた経常利益は3億1400万円となりましたが、学校会計繰入金を2億8300万円および法人税等を4000万円計上したため当期純損失は900万円となりました。

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