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2021年度予算について
2021年度予算は、2021年3月22日の理事会において決定いたしましたので、その概要を2020年度予算と対比して説明いたします。
なお2019年度予算より、学校会計と収益事業会計を分けて表示するよう変更しております。
学校会計
五島育英会全体の学生生徒等総数は11,931名を見込んでおります。学生生徒等納付金は2020年度予算比8600万円増の140億3900万円を見込んでおります。手数料は各学校の入学検定料等で5億8900万円、寄付金は1億2700万円を計上しております。補助金は28億8800万円としており、1億4000万円増加の見込みです。付随事業収入は8億8500万円としております。
人件費は、教育部門の専任教職員数736名としており92億4800万円を計上しております。教育研究経費は減価償却額17億6400万円を含め78億8400万円となり、4500万円増加しております。管理経費は減価償却額1億7600万円を含め13億1200万円となります。以上により教育活動収支差額は3億9400万円の収入超過となります。
教育活動外収入は受取利息・配当金の2億3200万円の他、収益部門からの繰入金1億7000万円等により4億200万円となります。教育活動外支出は借入金等利息が1900万円となり、教育活動外収支差額は3億8300万円の収入超過となります。
教育活動収支と教育活動外収支を合計した経常収支差額は7億7700万円の収入超過となり、2020年度予算比1億2800万円の増加となります。
特別収支は900万円の収入超過を計上しております。
基本金組入前当年度収支差額は6億8600万円の収入超過となります。基本金組入額は、土地購入、都市大キャンパス再整備等により、96億7900万円となります。基本金組入前当年度収支差額から基本金組入額を差し引いた当年度収支差額は89億9200万円の支出超過となります。
収益事業会計
五島育英会では、私立学校法第26条に基づき、教育活動に資するための収益事業として、東急自動車学校による自動車教習事業、および五島育英会ビル等の不動産賃貸業を運営しています。収益事業に関する会計は、学校の経営に関する会計から区分し、企業会計にあわせ、特別の会計として経理することとされています。
収益事業の収益の部合計は20億3400万円、費用の部合計は18億800万円としております。経常利益は2億2500万円としておりますが、学校会計繰入金を1億7000万円計上し、当期純利益は5500万円としております。