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2020年度予算について

2020年度予算は、2020年3月13日の理事会において決定いたしましたので、その概要を2019年度予算と対比して説明いたします。
なお2019年度予算より、学校会計と収益事業会計を分けて表示するよう変更しております。

学校会計

法人全体の学生生徒総数は11,928名を見込んでおります。学生生徒等納付金は2019年度予算比2億4400万円増の139億5200万円を見込んでおります。手数料は各学校の入学検定料等で6億500万円、寄付金は1億3400万円を計上しております。補助金は27億4800万円としており、1億1400万円増加の見込みです。付随事業収入は11億1600万円と、都市大の受託事業収入増加等により7500万円増加しております。

人件費は、教育部門の専任教職員数748名としており94億2200万円を計上しております。教育研究経費は減価償却額17億8800万円を含め78億3800万円となり、4億9100万円増加しております。2020年度は都市大世田谷キャンパス災害復旧等の特別な支出等により増加しております。管理経費は減価償却額1億8000万円を含め14億3700万円となります。以上により教育活動収支差額は2億760万円の収入超過となります。

教育活動外収入は受取利息・配当金の2億3500万円の他、収益部門からの繰入金1億6000万円等により3億9500万円となります。教育活動外支出は借入金等利息が2300万円となり、教育活動外収支差額は3億7200万円の収入超過となります。

教育活動収支と教育活動外収支を合計した経常収支差額は6億4900万円の収入超過となり、2019年度予算比2億2800万円の減少となります。

特別収支は、設置校のLED化事業への補助金等を見込み、6800万円を計上しております。

基本金組入前当年度収支差額は6億1700万円の収入超過となります。基本金組入額は、土地購入、都市大キャンパス再整備、災害復旧、水防対策等により、94億100万円となります。基本金組入前当年度収支差額から基本金組入額を差し引いた当年度収支差額は87億8300万円の支出超過となります。

収益事業会計

五島育英会では、私立学校法第26条に基づき、教育活動に資するための収益事業として、東急自動車学校による自動車教習事業、および五島育英会ビル等の不動産賃貸業を運営しています。収益事業に関する会計は、学校の経営に関する会計から区分し、企業会計にあわせ、特別の会計として経理することとされています。

収益事業の営業収益は20億1700万円、営業費用は17億6100万円としており、営業利益は2億2500万円としております。営業外収支を加えた経常利益は2億5900万円となりましたが、学校会計繰入金を1億6000万円計上し、当期純利益は9900万円としております。

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