東京都市大学等々力中学校・高等学校　女子部グランドフィナーレ記念式典が行われました

　東京都市大学等々力中学校・高等学校では、2016年3月18日（金）、女子校（女子部）76年の伝統と有為な人材を育成してきた意義を鑑み、「グランドフィナーレ」として、記念式典及び懇親会が開催されました。

　グランドフィナーレには、前日（3月17日）に母校を巣立った高等学校女子部の生徒18人を交え、卒業生や教職員OBなど240人以上が参加しました。それぞれが青春時代を過ごした場所で思い出ばなしに華を咲かせるとともに、男女共学校として発展していく母校の姿を祝しました。

　東京都市大学等々力中学校・高等学校は、本法人初代理事長の五島慶太先生が女子教育の重要性に鑑み、1939年に世田谷区等々力の地に創立した東横商業女学校にその端を発しています。翌年、施設の充実とともに校名を東横女子商業学校と改称し、その後の学制改革により、1947年に東横学園中学校、1948年に東横学園高等学校を設立しました。

　それから約60年後の2009年4月、併設の東横学園女子短期大学と武蔵工業大学が統合し現校名に変更後は、2010年に女子部と共学部の併設体制となり、その翌年に女子部の募集を停止。以降、本校は共学化の道を歩みはじめ、76年の長きに亘る女子部の伝統を受け継ぎ、新たなる歴史を作り続けていきます。