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東京都市大学等々力中学校・高等学校 株式投資模擬体験で社会の動きを読み取ろう
東京都市大学等々力中学校・高等学校では、中学3年生を対象に「公民」の授業で株式投資模擬体験が行われました。
本校における、この模擬体験授業は株式投資のテクニックを学ぶことが目的ではなく、株式投資を通じて株価が変動する背景となっている社会や政治・経済に目を向け、溢れるほどの情報の中から必要なものを選出、さらにチームで議論を深めていく中で、真に生きた学力を身に付けることを狙いとしています。
当日は、仮想所持金(1,000万円)をもとに、東京証券取引所市場第一部の銘柄のうち300銘柄を中心に、どの銘柄を売買するのか議論しながら、実際の株価(終値)に基づいて株式の模擬売買を行う日本証券業協会と東京証券取引所が主催するシミュレーション教材を使って行われました。
参加生徒は5つの班に分かれ、株価情報を含む企業データを確認しながら国内外の情勢や世の中のニーズ、天候、事件事故など様々な社会背景について新聞等を使って読み取り作業を行います。討議を重ね、株価が上がりそうな銘柄をについて意思決定後、班毎に資料を提示しながら選出した銘柄を全ての班に向けて発表します。その後、その情報も参考にしながら、再び班毎で独自に資料を読み取り討議を重ね、優良株と思われる5つの銘柄を定めパソコン教材に入力。パソコン上では、実際にその日の東証の終値によって合計資産を計算し、その結果が記されるという仕組みです。
今回の模擬体験授業では、都市大等々力中高 教職員の明確な哲学と前向きな姿勢が生徒への理解を促し、生徒自らが積極的な姿勢で取り組んだアクティブラーニングとなりました。
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