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東京都市大学付属各校及び総合グラウンド、東急自動車学校の放射線量等の測定結果について

東京都市大学原子力研究所の協力により実施

2011年年3 月11 日に発生した東日本大震災及びそれに伴う津波により事故が発生した福島第一原子力発電所からの放射性物質の拡散に対し、東京都が実施している測定値を補完するため、本法人では東京都市大学原子力研究所に依頼し、7 月2 日(土)にグループ内の高等学校以下各校において放射線量等の測定を実施いたしました。

続いて3 ヶ月後の10 月15 日(土)に第2 回目を実施し、さらに5 ヵ月後の2012年3 月10 日(土)に第3 回目の測定を実施し、放射線量等の数値の変動を確認いたしました。

3 回目の放射線量の数値は、前回の測定結果と同様に全体的に減少傾向にあり、自然放射線量の変動範囲内でした。水道水で検出された放射能も同様に特別なものは検出されませんでした。土壌の放射能分析結果からは、前回に続き福島第一原子力発電所の事故に由来する放射能がごく微量検出されましたが、多くは元々自然界に存在する放射線量の変動範囲内でした。なお、雨水等の集まる側溝や雨樋の排水口に、若干の数値の高いところがありましたが、前回と比べると減少傾向にあり学校生活に影響を与えるような数値ではないことが確認されました。

因みに、福島第一原子力発電所の事故以前での自然界(宇宙線および大地放射線)からの放射線の被ばく量は、全国平均で0.07μSv/hという数値となっています。

本法人では福島第一原子力発電所の事故以降、3回の放射線量等の測定を行ってまいりましたが、その結果から都市大グループ内の各校においては、通常の教育活動に支障をきたすような問題はないと確信しています。よって児童生徒の皆さんが、安心して学校生活を送ることが出来る環境にあることをここにご報告いたします。

今後も細心の注意を払いながら東京都市大学原子力研究所の協力のもとに、放射線量等の状況変化を見守ってまいります。

調査の結果については、各学校のホームページでも公開しております。

参考:東京都市大付属各校における放射能測定結果(2012年3月10日) PDFファイル (60KB)

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