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東京都市大学大学院工学研究科の学生チームが「2012年学生安全技術デザインコンペティション国内決勝大会」で優秀賞を受賞。日刊自動車新聞において「自動車産業の将来担う学生たちが熱戦」をテーマに紹介されました
東京都市大学大学院工学研究科の学生チームが、2012年2月28日に開催された「2012年学生安全技術デザインコンペティション国内決勝大会(主催:公益社団法人自動車技術会)」に出場し、「優秀賞」を受賞しました。その決勝大会の模様が「自動車産業の将来担う学生たちが熱戦」をテーマに、日刊自動車新聞において紹介されました。
*日刊自動車新聞 2012(平成24)年3月3日掲載(転載承認済)
*著作権は日刊自動車新聞社に帰属します
*右掲載紙面をクリックすると拡大してご覧いただけます
学生安全技術デザインコンペティションは、各大学・大学院の学生チームが、独自に設定した自動車関連の安全課題とその解決のためのアイディアを発表し、話題の重要性、解決策の斬新さや発展性、実用性などを競う大会です。発表はスケールモデルを用いて行うため、アイデアだけでなく技術的な裏付けやシステムの基本的作動等、十分な検証が要求されます。
書類選考による予選後の国内決勝大会では、自ら作成したスケールモデルを用いてのデモンストレーションや、コンセプトのプレゼンテーションを行います。今大会で「優秀賞」に輝いた東京都市大学大学院と東京大学大学院の両チームは2013年5月に韓国・ソウルで開催される国際大会に向けた国内書面審査(2012年9月開催予定)が免除されます。
【チーム概要】
東京都市大学大学院 工学研究科 (東京都市大学 MDK)
「路面・車体部品衝突防止を目的とした歩行者保護拘束システム」
交通事故死者数低減を目的とした歩行者対策の研究において、ワゴン系車種は対歩行者事故を起こした際に歩行者を跳ね飛ばす傾向があり、車体との衝突よりも、跳ね飛ばされた歩行者が路面に衝突した時の頭部傷害リスクが高いことが報告されている。
しかし、衝突安全分野において、車体構造面以外で検討されている既存の歩行者保護技術は、車体との衝突における傷害低減が主眼であり、路面衝突における傷害低減に対する有効性は明確にされていない。
そこで、ワゴン系車種と歩行者の交通事故が起こった際、歩行者と路面の衝突を防止するための新しいシステムを提案する。
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