東京都市大学付属中学校・高等学校等々力中学校・高等学校塩尻高等学校付属小学校二子幼稚園 |五島育英会

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平成23年度予算について

平成23年度予算は、先般(平成23年3月11日)の理事会において別表のとおり決定いたしましたので、その概要をお知らせいたします。

消費収支予算書

消費収入の部


学生生徒等納付金は、学生生徒数の増加により958百万円増の13,093百万円を見込んでおります。開設3年目を迎える東京都市大学都市生活学部並びに人間科学部や共学部を設置した等々力中学校・高等学校、女子生徒の志願者が増加している塩尻高校などで学生生徒数の増加を見込み、学生生徒総数では956名増の11,795名を見込んでおります。

補助金は2,397百万円、30百万円減少しております。内訳は国庫補助金1,168百万円、地方公共団体補助金1,227百万円となり、地方公共団体補助金については生徒数増加により56百万円増額を見込んでおります。

資産売却差額3,324百万円は、不動産等の売却益を見込んだものです。

事業収入は、東急自動車学校の教習料895百万円、大学等の受託事業306百万円など1,257百万円を見込んでおります。

以上により帰属収入合計は、21,698百万円となり、資産売却差額の増加により前年度を1,595百万円上回った予算となっております。

施設設備の取得などによる基本金組入額合計は、大学校舎新築等により4,146百万円となります。

基本金組入後の消費収入の部合計は17,551百万円の予算となります。



消費支出の部
 

人件費9,004百万円は、専任教職員数816名、兼務教員数451名に基づいて計上しております。
 
教育研究経費は5,785百万円を計上しております。前年度より115百万円減少しております。主に大学10号館改修工事の終了など修繕費が減少したことによります。
 
管理経費は2,684百万円となりほぼ同額となります。
 
以上により消費支出合計は17,957百万円となります。

帰属収入合計から消費支出合計を差し引いた当年度帰属収支差額は3,740百万円の収入超過となりますが、基本金4,146百万円を控除後の当年度消費収支差額は405百万円の支出超過を見込んだ予算となっております。



資金収支予算書

資金収入の部


消費収支予算書と同内容の科目は説明を省略いたします。
 
資産売却収入5,702百万円は、不動産等の売却収入と有価証券の満期償還等によるものです。また、有価証券の償還収入は、資金支出の部の資産運用支出で同額の有価証券を購入しております。

前受金収入2,363百万円は、大学の学費等前受金及び東急自動車学校の教習料前受金の減少などで158百万円減少する見込みです。

その他の収入には、施設等引当特定資産の取崩しとして1,002百万円を計上いたしました。

以上により当年度資金収入は26,145百万円を見込み、前年度繰越6,893百万円を加えました収入の部合計は33,038百万円の予算となります。



資金支出の部
 

人件費支出は9,054百万円を計上しております。うち退職金支払支出は444百万円となります。
 
教育研究経費支出、管理経費支出は消費収支予算書の同科目から減価償却額2,305百万円を除いたものと同内容となっております。
 
施設関係支出は3,135百万円を計上しております。主な施設計画は、平成22年度から継続して建設中の東京都市大学世田谷キャンパス新1号館の建設工事、東京都市大学等々力中学校・高等学校校舎・体育館改修工事を計上しております。また、借用校地の取得費として721百万円を計上しております。
 
設備関係支出は847百万円計上しております。主な設備計画は、東京都市大学世田谷キャンパス新1号館関係機器備品320百万円などを計上しております。
 
資産運用支出は、主に有価証券買い替え支出を計上しております。
 
以上により当年度支出合計は26,143百万円となり次年度繰越支払資金6,895百万円を見込んだ予算となります。
 
以上、平成23年度予算は、不動産の売却益があるにもかかわらず、405百万円の消費支出超過となる厳しい予算となります。また、3月に発生した東日本大震災による景気の低迷が広がりをみせ、今後長期にわたりその影響が予想されます。

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