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平成２２年度予算について

平成22年度予算は、先般（平成22年3月12日）の理事会において別表のとおり決定いたしましたので、その概要をお知らせいたします。

消費収支予算書

消費収入の部

学生生徒等納付金１２，１３４百万円は、５１９百万円増額した予算となっております。
学生生徒数は、東京都市大学に昨年設置した都市生活学部並びに人間科学部に２５０名増員となり、高等学校以下の全学校が募集定員を超えた入学者を確保することにより前年度より６０４名増の１０，８３９名を見込んでおります。

補助金２，４２７百万円、３６３百万円減少しております。
内訳は国庫補助金１，２３６百万円、地方公共団体補助金１，１７０百万円、その他の補助金２０百万円となります。減少を見込みましたのは、国庫補助金の経常費補助金となります。

資産売却差額２，０６３百万円は、土地賃借権の売却差額を見込んだものです。
事業収入１，７３９百万円は、主に東急自動車学校の教習料です。
３４１百万円増加しておりますが、昨年度は自動車学校が唐木田へ移転開業したため、教習生の募集を一時的に停止したため予算を少なく見込んだことによります。

雑収入４１６百万円は、主に退職金社財団からの交付金となります。２，８３７百万円減少しておりますが、自動車学校の土地収用に係わる移転補償金の減少です。

以上により帰属収入合計は、２０，１０２百万円となり前年度を３，５２８百万円下回った予算となっております。

基本金組入額合計は６，８２０百万円となります。東京都市大学グループ総合グラウンド（仮称）、校舎等の新築及び耐震補強工事相当額となっております。
帰属収入から基本金を控除した消費収入の部合計は１３，２８２百万円の予算となります。

消費支出の部

人件費８，９２０百万円は、専任教職員数８０７名、兼務教員数３５０名に基づいて計上しております。

教育研究経費は５，９００百万円を計上しております。
前年度より９２百万円増加しております。主に東京都市大学・都市生活学部並びに人間科学部の開設に伴う増加また、等々力中学校・高等学校の共学化に係わる経費増を見込み予算化したことによります。

管理経費２，６８９百万円となり５０２百万円減少しております。昨年度は東急自動車学校移転に係わる特別経費を予算化していたことによります。

以上により消費支出合計は１７，７９９百万円となります。

帰属収入合計から消費支出合計を差し引いた当年度帰属収支差額は２，３０３百万円の収入超過となります。

基本金６，８２０百万円を控除後の当年度消費収支差額は４，５１６百万円の支出超過となります。

資金収支予算書

収入の部

消費収支予算書と同内容の科目は説明を省略いたします。

資産売却収入４，８９７百万円は、土地賃借権売却と有価証券の満期償還等によるものです。
不動産売却収入が３，２５３百万円減少しております。また、有価証券の償還収入は、資金支出の部の資産運用支出で同額の有価証券を購入しております。

前受金収入２，５２２百万円は、１３３百万円増額していますが、主に東急自動車学校の教習前受金の増収を見込んでおります。

その他の収入には、未収入金収入１，０１２百万円、施設等特定資産の取崩しとして５，８６８百万円を計上いたしました。

以上により当年度資金収入は２９，５１４百万円を見込み、前年度繰越６，９２６百万円を加えました収入の部合計は３６，４４１百万円の予算となります。

支出の部

人件費支出は８，９７３百万円を計上しております。うち退職金支払支出は４７１百万円となります。

教育研究経費支出、管理経費支出は消費収支予算書の同科目から減価償却を除いたものと同内容となっております。

施設関係支出は６，１０３百万円を計上いたしました。
主な施設計画は、東京都市大学グループ総合グラウンド（仮称）購入、東京都市大学世田谷キャンパス１号館の建設工事、東京都市大学等々力中学校高等学校校舎・体育館改修工事を計上しております。
また、法人事務局に国有地の払い下げ等７５６百万円を計上しております。

設備関係支出は１，０６４百万円計上しております。
主な設備計画は、東京都市大学３キャンパス統合教務システム開発１６１百万円、都市生活学部・人間科学部卒研スタジオ備品他１１９百万円、東京都市大学等々力中学校高等学校新築に係わる什器備品３２４百万円等を計上しています。

資産運用支出は、主に有価証券買い替え支出を計上してあります。

以上により当年度支出合計は２９，４００百万円となり次年度繰越支払資金７，０４０百万円を見込んだ予算となります。

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