2022年度事業報告書 学校法人五島育英会
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OUR VISIONTOPICSDATAABOUT US28 事業活動収支計算書における教育活動収入は、195億6500万円で対予算2600万円増となりました。東京都市大学の受託研究が1億3600万円、東京都市大学オーストラリアプログラム(TAP)参加費が2億100万円予算を下回ったため減収となりましたが、学生生徒等数108人増等にともない授業料収入、入学金収入が1億3500万円増、入学検定料が9800万円増、授業料減免費交付金等の補助金が6300万円増となったこと等によります。 教育活動支出は195億5500万円となり、対予算9億2400万円減となりました。人件費は退職給与引当金繰入額が予算を8900万円上回りましたが、本務教職員人件費1億2900万円減、兼務教職員人件費4800万円減等により、9000万円減の91億5500万円となりました。教育研究経費は、キャンパス再整備にかかわる旧校舎解体費用が3億9200万円減となったこと、TAP参加者が予算を下回り、派遣先大学への教育委託費、寮費賃借費等が3億700万円減となったこと等により、8億6200万円減の88億1000万円となりました。 管理経費は2800万円増の15億8900万円となりました。教育活動収支差額は1000万円の収入超過となり、対予算9億5000万円増となりました。 また、教育活動外収支差額は4億9300万円の収入超過となり、対予算1億3400万円増となりました。収益事業からの繰入が1億3300万円予算を上回ったこと等によります。 教育活動収支と教育活動外収支を合算した経常収支差額は5億300万円の収入超過となり、対予算10億8400万円増となりました。 特別収入は機器備品の現物寄付等により9000万円となりました。 特別支出は旧校舎および八ヶ岳山荘の除却に伴う資産処分差額等により10億9200万円となり、特別収支差額は10億200万円の支出超過となりました。 経常収支差額に特別収支差額を加えた基本金組入前当年度収支差額は4億9800万円の支出超過となりました。基本金組入額は東京都市大学キャンパス再整備事業等により21億9000万円となり、当年度収支差額は26億8800万円の支出超過となりました。基本金取崩額は34億7400万円となりました。財務概要経常的な収支のうち、教育及び研究に係る収支状況を見ることができます。経常的な収支のうち、資金の調達・資金の運用、及び収益事業に係る活動による収支状況を見ることができます。教育活動と教育活動外の収支を合計したもので、経常的な収支状況を見ることができます。資産売却や処分等の臨時的な収支状況を見ることができます。事業活動全体の収支状況を見ることができます。維持するべき基本財産を「基本金」として差し引いた収支状況を見ることができ、学校会計ではこれの収支均衡が求められています。教育及び研究に係る収支状況をキャッシュフローベースで見ることができます。施設設備の整備状況をキャッシュフローベースで見ることができます。借入金、資金運用等をキャッシュフローベースで見ることができます。教育活動収支教育活動外収支経常収支特別収支基本金組入前当年度収支当年度収支教育活動による資金収支施設整備等活動による資金収支その他の活動による資金収支2022年度決算の概要

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